誰も母ががんになるとは思っていなかった

離れて暮らす母ががんになったことがあります。

会社勤めをしていて、健康診断で再検査となったので詳しく宇都宮で乳がんの検査をしたところ見つかりました。

幸い手術で取り切れたので、抗がん剤や放射線治療には至りませんでした。

直腸に近いところを20センチ以上切除したそうで、術後は痛みがひどかったそうです。

退院後はお通じが安定せず、すぐにトイレに行きたくなってしまうので、外出するのが大変だったそうです。

通勤中にトイレに駆け込むこともあったようで、便意のコントロール(我慢する)が難しいとのことでした。

便意とおならの区別ができなくて、トイレに行く回数が多かったそうです。

医師の話では術後の経過を経て、お通じも改善されるとのことでした。

それまでは、暴飲暴食を避けて、便秘にならないようにと指示があったそうです。

術後半年ぐらいは便秘薬を常備していましたが、だんだんと使用回数が減ってきました。

トイレにすぐに行けないときも、少しぐらいなら我慢できるようにもなったそうです。

好きだったアルコールの量もだいぶ減らし、激辛の刺激物も注意するようになりました。

適度な運動と、水分補給を心掛け、薄味の調理をしているようです。

母の病気を機に生活習慣を振り返って、規則正しい生活が病気を防ぐ近道なのだと再確認しました。

以前医師から「ひどくなってからでは本人が一番辛い、治療に時間もお金もかかると」言われたことがあります。

忙しいときは特に体調ケアを後回しにしがちですが、おかしいと思ったときは早めに病院へ行ったほうがいいと思いました。