病気の際、笑うこと、泣くこと、歌うことはとても大切

乳がんに罹患後、サイバーナイフによる放射線治療を経て7年半が経過したのですが再就職することがパートであっても難しいです。

リンパを全摘してしまうと重い物を持ったりできないし、身体の疲れも手術をした方の腕にくるので困っています。

経済的には私が働かないと困る状況なのに、それができないことが申しわけなく歯がゆい気がします。

「がんになっても生きていける」そんな世の中になってほしいのにな、と感じます。

何かをしようとする時は、必ずと言ってよいほど「両手を使う」ことがほとんどです。

寝ている時くらいしか手(腕)が休んでいる時間はありませんから、片手(片腕)が使えないと本当に困ることが多いです。

でも、「私にあるもの」を数えると感謝の気持ちがこみ上げます。両足は動く、口で話をして食べられる、耳も聞こえる、目も見える、香りも嗅げるのだから、少しくらい不便でも個性化も知れないなと思います。

仕事に関しては自宅で主婦業をしながら、パソコンでの在宅ワークに励んでいます。

私は落ち込んだりした時に「水戸黄門」の主題歌「あぁ、人生に涙あり」を歌っています。

「人生楽ありゃ、苦もあるさ。くじけりゃ誰かが先に行く。歩いて行くんだ、しっかりと。自分の道を踏みしめて」と歌うと、本当にそうだなと元気になれます。笑うこと、泣くこと、歌うことはとても大切です。